MacにiOSアプリの開発環境を構築します。
構築しますと言っても、Xcodeという統合開発環境をインストールするだけです。
XcodeはiOSアプリ開発に必要なものですが、iOS以外にもMacのアプリ開発ができたりします。
XcodeのインストールはAppStoreからxcodeで検索してインストールするだけです。
ダウンロードサイズがめちゃくちゃ大きいのでとにかく待ちます。12.4GBって・・・( ꒪⌓꒪)
待っている間は放っておいて他の作業しておきましょう。
他の作業をしていたら気がついたらインストールが終わっていました。早速起動してみましょう。
最初に起動すると利用許諾の画面が表示されるので、よく読んでから[Agree]ボタンを押して同意します。
セキュリティのダイアログが表示されるので、パスワードを入力します。
パスワード入力後、何か動いた気がするけどXcode落ちました。
再度起動します。
起動しました。右側の「No Recent Projects」のところには最近使ったプロジェクトが表示されるのですが、インストールしたてで真っ新な感じがいいですね。
とりあえずiOSアプリのプロジェクトを作ってシミュレータで動かすところまで確認しておきます。
「Create a new Xcode Project」をクリックすると、新しく作るプロジェクトのテンプレートを選択する画面が表示されます。
Multiplatformが気になるけど、ひとまずiOSの中のAppを選択して[Next]
Product Nameにhelloworld
Organization Identifierに所有しているドメインを逆順に入力します。
入力したら[Next]
プロジェクトを保存する場所を指定するためのダイアログが表示されるので、適当な場所を選択して[Create]
プロジェクトが生成された後に、Gitリポジトリの作成に失敗したってダイアログが表示されました。Gitの設定で名前やメールアドレスを指定しておく必要があるのですが、その設定がないので失敗してしまったようです。
[Fix…]を押すと設定画面が開くので名前とメールアドレスを入力しておきます。
プロジェクトを作っただけでハローワールド的なプログラムはできているので早速実行します。
初期状態ではMac上で動かすように指定されているので、iOSのシミュレータで動かすように指定します。iOSアプリでなくマルチプラットフォームアプリだと、My MacでMacOS上で動かすこともできます。
実行するにはXcodeのウィンドウ上部にある▶️実行ボタンを押すか、メニューから [Product] -> [Run]を選択します。
シミュレーターが起動します。
しばらくするとアプリが起動します。
まごうことなきハローワールドですね。
Xcodeのインストール時点では、最新のiOSのシミュレータだけが使える状態になっています。過去のバージョンのシミュレータも用意されているのでダウンロードしておきます。
メニューから[Xcode] -> [Preferences…]を開いて[Components]を表示します。
Simulatorの名前の左側にある小さい⬇️のボタンをクリックするとダウンロードできます。
ダウンロードが完了すると、先ほどの実行環境の選択肢に追加されます。
iOS 12.0 Simulatorのサイズは2.4GBなのにiOS14のは5GB超えているのなんなんでしょうね。ディスクをバカ喰いしてくれます。Androidのエミューレータも数バージョン入れるので、シミュレータ・エミュレータだけで100GB超えてしまうので、開発用のMacは少なくとも512GB以上のモデルを買うようにしましょう。